あなたは定期借地権の戸建、 どう思いますか?
2016年4月8日
おはようございます。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたは定期借地権の戸建、
どう思いますか?』
◎皆様からの質問
「築2年の定期借地権付戸建はどう思いますか?」
■回答
定期借地権は普通借地権や旧法の借地権と違い、
契約期間(50年)の満了とともに、
借主は建物を取り壊して
土地を返還する必要があります。
メリットは、
・所有権の戸建に比べると安い。
・土地の固定資産税がかからない。
・長期間にわたって権利が保証されている。
・期間中、地主の承諾が得られれば売却も可能であり、その際の譲渡承諾料等はかからない。
デメリットは、
・50年後必ず更地にして返却しなくてはならない。
・契約満了に近づくほど、売却が難しくなる。
・毎月地代がかかる。
定期借地権は、平成4年に施行された法律です。
土地所有者は安心して土地を貸すことができ、
借主は、従来より少ない負担で良質な住宅を持つことができます。
もっと普及するのかと思っていましたが、
なぜかあまり普及していないようにも感じます。
質問のあった築2年の定期借地権付戸建は、
まだ48年間は住み続けられるので、
割安でメリットが多いと思います。
土地の所有にこだわらない方には良いと思います。
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嵐山で買った「月のマカロン」を食べました。
柚子とビターチョコ、ガナッシュがサンドされていて、
美味しい~
大きめのマカロンでした♪
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不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子