先日、会員さんから区分マンションの選び方について
質問をいただきました。
私の会員制では鑑定がらみで入ってきた物件の情報を
配信しています。
売主さん直なので、手数料はかからず、
価格も浅井佐知子価格として定価よりも
安くなっています。
その物件の一つに興味を持たれたようでしたが、
初めて投資物件を買うので、どういう視点で買えばよいか
分からない、という質問でした。
●区分マンションを選ぶ際の注意点
注意点はいろいろありますが、
その中でもパッと販売図面を見て、買うか否かを決めるポイントを
お話ししますね。
1.管理費・修繕積立金の賃料に占める割合が高すぎないか?
これは古い区分マンションや賃料が低い場合にありえます。
表面利回りは高いのに、手残りはこれだけ~?
というのがこのパターンです。
大手分譲マンションの子会社が管理をする場合も、
管理費・修繕積立金は割高になるようです。
あまりにも安くて、きちんと管理ができていない、
修繕積立金が積み立てられていなく、大規模修繕ができない、
というのは論外ですが、管理費・修繕積立金が
高すぎる区分マンションはやめたほうがいいと思います。
2.マンション全体の戸数が少なすぎないか?
マンション全体の戸数が30戸以内だと、
将来、管理費・修繕積立金が上がる可能性が高いです。
積み立て金額が貯まっていなく、大規模修繕ができない
可能性があるからです。
マンションの規模は30戸以上、できれば50戸以上は確保したいです。
ファミリータイプが混在していると、さらにベストです。
3.駅からの距離
1Kの場合は、なんといっても駅からの距離が大切です。
古くても
3点ユニットでも
部屋が小さくても
駅から1分以内だと、必ず決まります!
居住用だけではなく、
ちょっとした事務所用として使いたいニーズも
駅から近い場合にはあります。
1分以内というのは極端ですが、
遠くても6分以内の物件がいいと思います。
区分マンションも値段が上がっており、
お買い得な物件は少なくなりましたが、
数が多いので、探せばまだまだいい物件が出てきます。
上記3点のことを気をつけて探してみてくださいね。