こんにちは!
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたはアスベストの規制が
厳しくなるのを知っていますか?』
◎皆様からの質問
「一般家屋でも解体工事などの際の
アスベストについて届出義務化との事。
この事により、いわゆる築古住居の
マーケットはどのようになって行くのでしょうか。」
■回答
「新規制は、アスベストを含む建材を
使っているかどうかにかかわらず、
届け出の対象を解体なら
床面積80平方メートル以上、
改修なら請負金額100万円以上の工事に拡大。」
とのことです。
アスベストの除去費用は高いので、
解体費用が一気に上がります。
古家付の戸建を検討する方は、
解体費を考慮に入れた金額で
買うことになります。
今までよりも「解体費」を意識した
金額での取引になり、
結果、築古の戸建は今よりも
安く売らざるを得なくなると思います。
●アスベスト禁止の法律は以下の通りです。
1975年9月:吹き付けアスベストの使用が禁止
2004年:石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止
2006年:同基準が0.1%以上へと改定
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個人的には、肺がんの原因になるアスベストは
とても怖いので、規制が厳しくなるのは賛成です。
今でも解体作業をしている家の前を通る時は、
自然と息をとめちゃいます(笑)
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不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子