こんにちは。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたは検査済証が大切なのを知っていますか?』
質問を頂きました。
「購入予定のアパートには
検査済証がありません。
何か不都合はありますか?」
■回答
皆様は検査済証をご存知ですか?
建物を新築する場合、役所に
「建築確認申請書」を提出し、
建物が完成したら検査を受けて、
問題なければ「検査済証」が発行されます。
検査済証がないということは、
・申請時と違う建物を建てたので、検査を受けなかった
・時代的に検査を受ける習慣がなかった
のいづれかだと思われます。
申請時と違う建物を建てた場合は、
違法建築のケースも多く、
その場合は融資が付きません。
よくあるのが、
・容積率オーバー
・建蔽率オーバー
・申請時は駐車場だったのを事務所や住居に変更
平成はじめの建物は取得していないことが
多いというのも特徴です。
検査済証はとても大切なのですが、
所有者が、なくすこともあります。
それに代わるものとしては、
「台帳記載事項証明書」
というもあります。
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耐震偽造の問題前は、ほぼ気にしていなかった
「検査済証」ですが、コンプライアンスが厳しくなった昨今、
今後も厳しさは変わらないと思います。
私の購入したアパートには、もちろん検査済証あります!
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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子
■2冊目、発売になりました!!
3年かかって書き上げました。
もうこれ以上の本、書けないです(笑)
ぜひ読んでみてくださいね。
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