あなたは築古戸建を賃貸にする際のリスクを知っていますか?

こんにちは。不動産鑑定士・不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

『あなたは築古戸建を賃貸にする際のリスクを知っていますか?』

質問を頂きました。

「築50年の古い戸建を購入して、賃貸にしようと思っています。注意点を教えて下さい」

■回答

あまりにも古い戸建を購入するのはリスクが高いと思います。
特に地震のような大災害が起きた際、建物が倒壊して入居者が亡くなると、家主の責任が問われる可能性があります。

<築古物件で注意すべきポイント>

築年数:できれば40年以内までが安心。

耐震性:旧耐震基準(1981年以前の建物)は特に注意。耐震補強がされていないと倒壊リスクが高まります。

管理状況:老朽化や管理不足で倒壊した場合、貸主の責任が重くなる傾向があります。

<以下は実際にあった判例です>

阪神・淡路大震災では、築30年超の賃貸住宅が倒壊し、入居者が亡くなる事故が起きました。

【裁判所の判断】
建物に「本来備えるべき安全性を欠く瑕疵」があると認定。
所有者に土地工作物責任(民法717条)を負わせました。

●結果:
請求額:約3億円超
認定額:約1億2,900万円(およそ半額を家主が負担)

大きな地震という自然災害であっても、
建物の老朽化や耐震不足が原因とされれば、
家主は責任を免れません。

<まとめ>

築古戸建は価格が安く投資対象として魅力的に見えますが、
「安全性」や「耐震性」を無視すると、想像以上のリスクを背負うことになります。

これから購入を検討される方は、

・築年数のチェック

・耐震基準の確認

・必要に応じた耐震補強

を必ず意識してくださいね。

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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産コンサルタント  浅井佐知子

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