縁と流れを大切にしよう!!

こんにちは!

不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

 

今年もあと1週間弱で終わりますね。
皆さまは今年物件購入できましたか?

 

 

購入出来た方はおめでとうございます!
残念ながら購入まで至らなかった方は、
引き続き探していきましょう。

 

「なかなか良い物件に巡り合えない」
「申し込んでも融資で落ちた」
「いいと思った物件は2番手だった」

 

などの相談をよく受けます。

 

物件購入のお手伝いをする中で
すごく感じることがあります。

 

それは、物件購入に大切なことは、
まさに「縁と流れ」なのです。

 

この物件いいかも?
という物件に知り合うのは縁です。

 

その時たまたま送られてきた
メールを見たから。
ということもよくあります。

 

縁があって購入申込書を出しても、
その先に続かないこともよくあります。

 

これは流れが良くなかった、
ということになります。

 

流れがいいと、どんなに困難そうに見えても
途中色々な難題が降りかかって来ても、
淡々とこなしていけば、
最後は買えてしまうんです。

 

今年、私がお手伝いして、
購入まで至った会員さんは
全て縁と流れが良かった方たちです。

 

Kさんの例を出しますね。

 

Kさんは、3年前に私のスクール会員に
なってくれました。

 

個別コンサルを続ける中、
最初の一部屋は小さな区分を
現金購入しました。

 

その区分マンションは、
たまたま外国人投資家が
購入キャンセルしたばかりの
物件でした。

 

駅から1分と、立地的にも良く
客付けも問題なし。
利回り的にも良かったので、
すぐに買い付けを入れ、
すんなりと契約になりました。

 

縁と流れが良かったのです。

 

ところが・・・

 

次は1棟アパート購入を目指したのですが、
なかなか良い物件に巡り合えません。

 

良い物件があって買付を入れても、
売主さんの都合で売り止めになったことが
何度か続きました。

 

そうこうしているうちに1年以上が過ぎました。
でもKさんは、淡々と探し続けました。

 

今年の春過ぎに、理想的な物件が出て、
買付を入れました。
指値交渉もうまく行き、
すんなりと契約まで行きました。

 

 

ここまでは順調でしたが、
融資という壁が思っていた以上に
厚かったのです。

 

色々な事情がありましたが、
すべての金融機関に断られ、
融資特約1週間前になりました。

 

もうダメかも?

 

と思いましたが、
たまたま知り合いの金融機関の担当者が
別の金融機関を紹介してくれて、
「創業者支援」枠で借りることができました。

 

本当にギリギリでした。

 

でもこれは今から思うと、
流れが良かったんです。
縁もありました。

 

この例からも分かる様に、
物件が買えなかったら、
それはショックなことですが、
縁がなかったとあきらめるのが
一番いいのです。

 

縁がない不動産は結局
買ってはいけない不動産なのですから。

 

ここ何年かスルガ銀行のシェアハウス問題や、
地方RC造1棟マンションを買ってしまい、
苦しんでいる方も多いです。

 

でも、上の理屈から考えると、
縁と流れから、そういう物件を
買ったのです。

 

そうだとしたら、嘆くのではなく、
今ある物件を教材にして、
大家力をとことん磨くべきです。

 

銀行と金利交渉する術を学び、
管理会社との付き合い方を学び、
空室を埋めるべく努力をし、
最後は無事に売却まで至る。

 

学ぶためにそういう物件と
巡り合ったと考えるのが
いいと思います。

 

今は苦しいかもしれませんが、
絶対に自分のためになっているのです。

 

私は斎藤一人さんの教えが大好きで、
よくユーチューブを聞いています。

 

一人さんは、
「この世で無駄なことは一つもない。
困ったことも起こらない。
困っているのではなく、学んでいるのです。」
といつも教えてくれます。

 

不動産投資は、
縁と流れを大切にして、
最高の学びをしてくださいね。

 

私も日々学んでいます。

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