こんにちは。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたはセットバック有の物件は買わないほうがいいと思いますか?』
質問をいただきました。
『購入を検討している不動産の販売図面に、
「セットバック有1.8㎡」と書かれていました。
こういう物件は買わないほうがいいのでしょうか?』
■回答
道路の幅員は4m以上必要ですが、
4mない道路は、建物を建て替える時に、
道路の中心線から、お互いに2mずつ後退して
建てる必要があります。これをセットバックと言います。
セットバック物件の注意点としては、
・セットバックをすると今よりも、建てられる建物が小さくなる
・セットバック部分は道路なので、セットバック後は自由に使えない
・前面道路が狭い地域なので、車の出入りや日当たりなどに難がある
車が必要な地域で道路が狭いのは大きなデメリットですが、
車を使わない住宅地で、1.8㎡くらいのセットバックなら、
それほどデメリットにはならないと思います。
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鑑定ではセットバック部分は土地の価値はゼロと
評価します。
セットバック部分が大きい土地を買うときは、割高かどうかも注意する必要がありますね。
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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに !』
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子
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3年かかって書き上げました。
もうこれ以上の本、書けないです(笑)
ぜひ読んでみてくださいね。
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不動産鑑定士。浅井佐知子不動産鑑定事務所代表。
北海道網走郡美幌町出身。上智短期大学英語科卒業後、紅弥不動産(株)、三井ホームエステート(株)で10年間主に法人営業(土地の有効活用)を担当