こんにちは。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたは空き家対策で「0円物件」が増えているのを知っていますか？』
「空き家対策で増える「0円物件」仲介なく、トラブルの懸念も」
という記事を読みました。
「土地や建物を無償で譲渡する「0円物件」が増えている。
人口減少の影響で空き家が増える中、
解体費用や固定資産税を払うよりも
無償で譲渡したほうが安くつくケースがあるからだ。
ただ、こうした物件はトラブルも多いという。
無償譲渡は金銭のやりとりが発生しないため、
不動産仲介業者が入ることがない。建物の損傷が激しかったり、
設備が劣化していたりして想定以上にリフォームなどの費用がかかっても、
当事者同士で解決するしかない。」
■雑感
人が住んでなかった期間が長い空き家は、
不具合が多く、リフォーム費用に大きな額がかかる
ケースが多いです。
雨漏りや傾き、シロアリ被害、漏水など、
修繕の場所は限りなく多く、費用も数百万円から
1,000万円近くかかるケースもあります。
これは仲介が入っていてもいなくても同じです。
古い戸建の契約は「契約不適合責任免責」で
契約するケースがほとんどだからです。
古い戸建を買う場合は、空き家の期間がどのくらいなのかを
リサーチし、長く空いていた場合はそれなりに費用が掛かる
ことを念頭に入れて購入するのがいいと思います。
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桜が満開ですね。
事務所の近くのワテラスの桜も綺麗に咲きました。
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不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子
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不動産鑑定士。浅井佐知子不動産鑑定事務所代表。
北海道網走郡美幌町出身。上智短期大学英語科卒業後、紅弥不動産(株)、三井ホームエステート(株)で10年間主に法人営業(土地の有効活用)を担当
