あなたは「あんこ取引」について知っていますか？

 

こんにちは！
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

『あなたは「あんこ取引」について知っていますか？』

質問を頂きました。

『ビルを購入しようと思っていますが、
仲介の会社から「この物件はあんこ取引になる」
と言われました。「あんこ取引」とは何でしょうか？』

■回答

通常の不動産取引では、売主と買主は、
それぞれ仲介業者を介して契約を結びます。
仲介会社が1社の場合もあり、この場合は、
両手取引と呼びます。

「あんこ」取引では、その仲介業者間にさらに別の仲介業者が存在します。

売主側の仲介業者と買主側の仲介業者の間に、
第三の仲介業者（あんこ業者）が挟まっている
様子が、饅頭のあんこのように見えることから、
この名前で呼ばれるようになったようです。

あんこ業者が介在することで、取引が複雑になったり、
価格や情報が不透明になる可能性があり、
なかなか成約に結びつかないことも多いです。

ちなみにあんこ業者の手数料は、買主側の仲介会社と
折半するケースが多いです。

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ビルの仲介など、億単位での取引をする場合、
ブローカー的な会社（あんこ業者）がいるケースは
多いです。1社ではなく数社のあんこ業者がいる取引も
あります。

仲介手数料が数千万円になるので、今の時代も
情報が命、ということが生じるのです。

手数料が少ない数千万円のアパートでは
あまり聞かないですね。

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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに！』
不動産鑑定士、不動産コンサルタント　　浅井佐知子

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