あなたは不動産の電子契約を利用したことはありますか?

こんにちは。
不動産鑑定士・不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。

「あなたは不動産の電子契約を利用したことはありますか?』

「物件契約時の電子契約利用率は26.8%、普及はまだ発展途上」という記事を読みました。

「いえらぶGROUPの調査によると、物件契約時に電子契約を利用したことがあるエンドユーザーは26.8%で、前年(24.8%)から大きな変化はありませんでした。一方、不動産会社では約4割が電子契約を導入していますが、契約業務の中心は依然として紙の書面です。

電子契約のメリットとしては、エンドユーザー・不動産会社ともに「記入や押印の手間が省ける」「遠隔で手続きできる」「契約までの時間を短縮できる」など、利便性や業務効率化を高く評価しています。

その一方で、「契約が完了したか不安」「紙で内容を確認したい」「操作が分かりにくい」といった課題もあり、個人情報漏えいやデータ改ざんなどセキュリティ面への懸念も見られました。

また、電子契約の利用経験者の72.8%が「今後も利用したい」と回答したのに対し、未経験者では25.2%にとどまり、利用経験の有無が今後の利用意向に大きく影響する結果となりました。

電子契約は利便性の高さが評価される一方で、操作性や安全性への不安を解消することが、さらなる普及の鍵となりそうです。」

■雑感

私の生徒さんの事例を見ても、不動産売買の契約方法はまだまだ従来型が主流です。

実際には、

①売主・買主・仲介会社が事務所に集まり、対面で契約を行う
②重要事項説明はオンラインで実施し、契約書は郵送でやり取りして署名・押印、手付金の支払いを行う
③重要事項説明も契約手続きもオンラインで行い、GMOサインやクラウドサインなどの電子契約サービスを利用する

という3つのパターンがありますが、私の生徒さんの場合は圧倒的に①と②が多く、③の電子契約を利用したケースはほとんど見かけません。

やはり不動産は数千万円から数億円という高額な取引になるため、「本当に契約が完了したのだろうか」「契約内容を見落としていないだろうか」といった不安を感じる方が少なくないのだと思います。
紙の契約書に署名・押印をしたほうが、心理的な安心感を得られるという面もあると思います。

ただ、遠方の物件を購入する投資家にとっては、電子契約が普及すれば移動時間や手続きの負担を大幅に減らせるメリットはあります。
今後はシステムの使いやすさやセキュリティへの信頼性がさらに向上し、利用者の不安が解消されれば、少しずつ電子契約が増えていくように思います。

現時点では「完全な電子契約」が主流になるには、時間がかかりそうだとは感じますが。

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『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産コンサルタント  浅井佐知子

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