こんにちは。
不動産鑑定士・不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたは路線価が5年連続上昇したのを知っていますか?』
「路線価、全国平均が5年連続で上昇」という記事を読みました。
「2026年分の路線価が公表され、全国平均は前年比2.9%上昇し、5年連続のプラスとなりました。外国人観光客の増加によるホテル需要や、各地の再開発への期待が主な要因です。
また、県庁所在地の最高路線価は1991年以来35年ぶりに全47都市で「上昇」または「横ばい」となりました。
上昇率トップは長野県白馬村(32.7%)で、3年連続全国1位。続いて、野沢温泉村(31.3%)、北海道富良野市(28.0%)と、観光地が上位を占めました。東京都では浅草・雷門通り(27.5%)が最高の上昇率となっています。
なお、全国で最も路線価が高かったのは、東京・銀座「鳩居堂前」で、1㎡あたり5,336万円と41年連続で全国トップでした。
<路線価上昇率ランキング>
長野県白馬村 32.7%(3年連続1位)
長野県野沢温泉村 31.3%
北海道富良野市 28.0%
東京都台東区・浅草雷門通り 27.5%
東京都足立区・北千住 24.2%
【雑感】
全国平均の路線価は5年連続で上昇しており、日本全体として地価が回復・上昇基調にあることが分かります。
今回の特徴は、これまでのように東京都心だけが上昇を牽引しているのではなく、白馬村や野沢温泉村、富良野市といった外国人観光客に人気の高い地方の観光地が大きく伸びている点です。インバウンド需要が地価を押し上げる時代になったことを改めて感じます。
実際に観光地へ行くと、外国人観光客で街やホテルがとても賑わっていて、その経済効果の大きさを実感します。宿泊施設や商業施設への投資が活発になれば、周辺の土地需要も高まり、地価が上昇するのは自然な流れと言えるのではないでしょうか。
不動産投資の視点から見ても、「人口が多い地域だから安心」という時代から、「人が集まり、お金が落ちる地域」が評価される時代へと変化してきています。今後もインバウンド需要や再開発の恩恵を受けるエリアは注目されるでしょう。
もちろん、観光需要は景気や国際情勢の影響を受けるため、過度な期待は禁物です。でも、地方の魅力が見直され、地域経済が活性化することは日本全体にとって、とても良い流れだとは思います。
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