こんにちは。
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタントの浅井佐知子です。
『あなたは「サブリース契約」の意味を知っていますか?』
質問を頂きました。
「サブリース契約というのはなんでしょうか?」
■回答
サブリース契約は、不動産会社が所有者から
部屋をいったん借り上げることをいいます。
借り上げた部屋は、入居者に転貸します。
所有者にとっては、空室が出ないので、
満室稼働を維持でき、安定した経営ができます。
デメリットとしては、
・賃料の80%~90%しか所有者に入らない。
・サブリース賃料を下げられることもある。
・空室が出た部屋のリフォーム費用は所有者持ちで、
しかも、サブリース会社経由のリフォーム会社のため、
価格が割高になる。
・解約したくても解約できないケースもある。
・入居者の属性が良くない場合も多い
など、メリットよりもデメリットの方が
多いように感じます。
サブリースを考えている方は、
デメリットをよく理解したうえで決めてくださいね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サブリー契約の最大のデメリットは、
「解約したいのにできないケースがある」ことだと思います。
借地借家法により、借主である不動産会社が保護されているからです。
守られるべきは、一般の人なのに、なんとも矛盾していますよね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『良質な不動産情報とサービスで人を幸せに!』
不動産鑑定士、不動産投資コンサルタント 浅井佐知子
■新刊、発売になりました!!
3年かかって書き上げました。
もうこれ以上の本、書けないです(笑)
ぜひ読んでみてくださいね。
↓ ↓ ↓